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【必聴!!】ソロトロンボーンCD おすすめ10選 Part②(6〜10枚目) 

トロンボーン

私がおすすめするソロトロンボーンCDを2回に分けてご紹介します!今回が第2回目!

前回の記事はこちら→【おすすめのソロトロンボーンCD 10選】Part① (1〜5枚目)

後半回は、私のドイツ留学時代の師匠なども出てきます!彼の数々のスーパープレイを間近で見聞きしてきましたが、本当にCDの通りです。

それでは、どうぞ!


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おすすめのソロトロンボーンCD Part②

トロンボーンとピアノのためのフランス音楽 / オラフ・オット

誰もが知っているベルリンフィルハーモニー管弦楽団の首席トロンボーン奏者である、オラフ・オット氏のCDです。はい、私の師匠です。

 

彼はトローヤ(Throja)というベルリンに工房を置く楽器メーカーの楽器を使用していて、ドイツトロンボーンらしい太くて豊かさとハリがある音色が特徴的です。私も一時期彼からトローヤの楽器を借りていたことがありますが、ベルが大きくて楽器自体もがっしりしています。

オット氏(こんな呼び方せずに普段は“オラフ“なんですが笑)は本当に何でも軽々と演奏できてしまう天才でして、レッスンではいつも彼の圧倒的なテクニックとパワフルで温かみのある音色を目の前にして感動しておりました。。

本当にすごいです。

 

実は、本当にオススメしたいのはこちらのCDではなくて、、、、

このCDより前にリリースされたCDなのですが、あいにく廃盤になってしまって入手しづらいのです、、、。そのCDはオーケストラとの録音でして、トロンボーン協奏曲の王道ばかりで演奏も素晴らしく、私が彼の元に留学するきっかけの一つとなるぐらい大好きなCDです。

もし聴ける機会がありましたら、ぜひ聴いてほしいです!

こちらのCDは題の通り、彼が好きなフランス作品を収録しており、収録曲はどれもコンクールや演奏会で演奏される曲ばかりです。

彼はドイツ人なのでフランス人とは吹き方や音色感が違うと思いますが、一つ一つの音を大事に扱うドイツ人的な音楽感や、彼の音色の良さがすごく表れているCDだと思います。ぜひ!!!

ソロ トロンボーン / イアン・バウスフィールド

元ロンドン交響楽団首席、元ウィーンフィル首席であり、現在はスイスのベルン音大の教授であるイギリス出身のトロンボーン奏者、イアン・バウスフィールド氏のCD。

 

彼はオーケストラ奏者、ソリストだけでなく教育者としても有名で、優秀な生徒がたくさんいますし、日本でもマスタークラスなどが開かれたりしています。

どんな曲でもすごく簡単に聞こえてしまうような、何でも軽々と吹いてしまうテクニックと、優美でエレガントな音楽がとても特徴的で好きです。

 

このCDに収録されている曲は題の通り、フランス音楽を中心とした、ソロトロンボーンの有名なレパートリーばかりが収録されています。フランス音楽の豊かな色彩感や美しさと彼のエレガントな音楽性がすごくマッチしていて、彼の良さが非常に楽しめる一枚です。

そして先述しました、同じフランス音楽ばかりを収録しているオット氏のCDとの比較も楽しめると思います!

トロンボーン アトレビド / アキレス・リアルマコプーロス

1967年の結成以降50年以上にわたり世界中でツアーを行う、カナディアンブラスのトロンボーン奏者であるリアルマコプーロス氏。ギリシャ、アテネの出身でギリシャ放送交響楽団の首席トロンボーン奏者を務めていたこともあります。

彼のインスタをフォローしているのですが、オーケストラだったりライブハウスみたいなところで演奏していたり、本当に様々な活動をしています。

すごくナチュラルで透明感がありながらも豊かな音が素晴らしくて、どんなジャンルでも、どれにもピッタリ当てはまるような演奏だと思います。

ストレスの無いナチュラルな音が本当に病みつきになります笑

実は彼のことを知ったのは最近でここ4、5年です。ベルリン留学中にカナディアンブラスの演奏会で彼の演奏を聴いて、

「何じゃこりゃ!うま!!」

となったのが彼を知るきっかけとなりました。

今回ご紹介するのが、その時即買いしたCDです。

 

こちらのCDはラテン系のブラジルの音楽を中心に収録していて、クラシックとは少し離れた音楽になっていますが、内容は非常に充実しています。ちなみに「アトレビド」というのはスペイン語で「大胆な、奔放な」という意味だそうです。

ストレスの無い音で軽く歌うように演奏しているので、ずっと聴いてられるし、すごく癒されます。私はBGMとしてもよく聴いています。

私の中では、こんな吹き方で演奏したいなあという憧れの奏者ナンバーワンです!

リーベストラウム / アルミン・バッハマン

アルミン・バッハマン氏はスイス出身のトロンボーン奏者です。

彼はトロンボーン界ではソリストというよりも、スローカー・トロンボーンカルテットという世界的に有名なトロンボーン四重奏団のバストロンボーン奏者として広く知られています。

したがって、このCDを知っている方はあまり多くないのではないでしょうか?

1983年から長らくスローカー・トロンボーンカルテットのバストロンボーン奏者として活動しているバッハマンですが、実はテナーも演奏する方で、このCDではテナートロンボーンで演奏されています。(しかもヤマハのトロンボーン)

 

そんなCDの題名は

リーベストラウム(Liebestraum)、ドイツ語で「愛の夢」。

 

このCDに収録されている曲は、実はトロンボーンのオリジナル曲は一切含まれていません。

シューマンやサン=サーンス、ラフマニノフなどの歌曲やピアノ曲などが収録されていて、穏やかで品のある美しい曲が多いです。ある意味であまりトロンボーンのCDらしくないCDなのです。

バストロンボーンも演奏する彼ならではと思いますが、テナーで演奏していても懐の広い、太い暖かい音で演奏していて、曲の表情と非常にマッチしていると思います。

そしてすごく品があって、全く聴き疲れをしないので、紅茶やコーヒーを飲みながらゆっくり聴きたくなってしまうCDです笑

ちょっと普通のクラシックトロンボーンのCDだと疲れるという方には、おすすめ。

グレート トロンボーン コンチェルト / ジャック・モージェ

元パリ・オペラ座の首席奏者で、現在はパリ国立地方音楽院などで教授を務めるフランスのトロンボーン奏者である、ジャック・モージェ氏。

彼のCDは中学生の頃からいくつか持っているのですが、私の好みに合わず、数回聴いてずっとそのままお蔵入りになっていました。

実は彼のCDを聴いていた当初は、前回の記事でお話ししたアレッシのCDを好んでよく聴いていて、どうしても彼の音が細く弱く聞こえてしまい、あまり良い印象ではありませんでした、、、。

しかし、最近Apple Musicで彼のこちらのCDを見つけて、全く印象が変わってしまいました!

というのも、自分の使用楽器が彼と同じフランスの楽器メーカー「アントワンヌ・クルトワ」に変わり、音の好みが変わったという要因もあるかもしれませんが、、、

内容としては音楽の作り方がとても丁寧で、音がのびやかでとても充実しています。今や私の理想の音色の一つにまでなってしまい、よくこちらのCDを聴いて演奏の参考にしています。

こちらのCDではダヴィットやトマジなど、有名なトロンボーン協奏曲が4曲が収録されていて、トロンボーンを勉強している人にとっても、とても参考になるCDなのではと思います!


以上、私のおすすめのソロトロンボーンCDでした!!

ぜひ聴いてみて下さい!!

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