【楽器選びのヒント】購入の際に考えるべきこと。② 〜問題編〜

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トロンボーン

思っていたよりも前回の記事への反応が多かったので、嬉しく思ってます。ありがとうございます。 (前回の記事はこちら

前回は私の体験を元に、楽器を買う際の「動機」について私なりの考えを書きました。なぜ新しい楽器が欲しくなるのか?なぜこんなにも違うスタイルの楽器をコロコロ替えてきたのか?

その原因は他人からの影響が大きくて、「自分自身の意思で楽器を選んでこなかった」というものでした。

今回はその後の「自分で選ばなかった楽器を使って起きた問題」について話そうと思います。ひょっとすると前回の内容と被っているところもあるかもしれません。

その前に、大事なことなので再度申し上げます。この記事は、今まで楽器選びの際に私が関わってきた方々を批判するものではありません。そしてこのメーカーが良いとか、この楽器店が良いという話でもありません。予めご了承頂きますようお願いいたします。

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自分で選ばなかった楽器を使って起きた問題

私が今まで経験してきた中で、以下の3つの問題がありました。

  • 新しい流行がやってきた時に、流行に流されやすい
  • 他人の楽器に対する意見に流されやすい
  • 調子が悪い時、楽器のせいにしがち

新しい流行がやってきた時に、流行に流されやすい

これは日本の非常に優れた点でもあるのですが、新しいモデルや新しい楽器の情報がすぐに入り、試奏もできて、手に入りやすいんです。

私も当時流行った楽器をその時買いました。買った時は流行の最先端を行ってる感じがして、何だか嬉しい気持ちもありました。

前回もお話しましたが、流行はしばらくすると変化します。楽器を買った理由が「みんな使っているから」とか、「流行の最先端で気持ちいい」だけだとすると、流行が変わった時や新たなモデルが出てきた時に、今まで使ってた楽器に満足できなくなってきます。

ただ、最新モデル、最新の楽器がベストなのでしょうか?

例えばiPhoneやMacBookなどのアップル製品は、モデルが新しくなればなるほど機能が増えて、画質も綺麗だし、明らかに進化されてきてます。古いモデルよりも新しいモデルの方が、コンピューターの動きも早いし簡単に優劣をつけることができます。

楽器の場合も、もちろん改良がされてたり、新しい機能がついたりすることもありますが、基本的には古いモデルと優劣をつけることはできません。どの楽器が良いとか、どのモデルがいいとかは本当に好みの問題なので、最新モデルは「また新たな楽器選びの選択肢が1つ増えた」と思うぐらいに私はしています。

最新を追うと、最新でないと満足できなくなってくる。新しいモデルを持ってるからといって、誰よりも良い演奏ができるわけではない。

他人の楽器に対する意見に流されやすい

あとは、楽器に対する人の意見に敏感になりがちです。

「自分の楽器どう思われてるんだろう」、「あの人はあのメーカー使ってるのかー。私と違うメーカーだ、どうしよう」、「このメーカー使ってるなら、こんな風に吹かないといけない」とか、

過度に気になってきます、、、。

私は今の自分の楽器に対して、「もうこの楽器しか今のところ自分に合う楽器は無い」と思ってるので、あまり気にならなくなりました。

それよりも他の人が実際どんな風に吹いてるのか考えて、自分の今の楽器でどうやって合わせられるのか考えた方が良いことが多いと思います。

それにこの楽器だからこういう風に吹かないといけない、とかもないと思います。

私はこれまで人から、「君の音は〇〇だね」とか「君の吹き方は〇〇だね」とか否定的な意見やレッテルを貼られるようなことを言われたときに、このメーカーだからかなぁとすごく気になってきました。大抵は私の演奏技術の問題だったり、その人との好みが合わない場合がほとんどだったと思います。

人によってはこのメーカーが1番と思っているし、人によってはまた別のメーカーが1番と思ってます。

結局、誰にも批判されない完璧なメーカーはないと思います。(他の楽器ならあるのかもしれませんが)それよりも今持ってる楽器で上手になる方法を考えた方が、よっぽど実践的で精神も健康になれると思って私は日々過ごしてます。

使用楽器に気を使っても、意味がない。人それぞれ推しの楽器があって、自分と違ってても良し。それよりその楽器で上手くなる方が大事。

調子が悪いときに楽器のせいにしがち

そもそも自分の意思ではなく、他人依存で選んでいる楽器なので、自分の楽器に対しての信頼度が低かったです。

普段調子がいい時は、自分の楽器だし、もちろん愛着もあります。しかし上手く演奏ができなかったり調子が悪い時は、まず高頻度で楽器を疑い始めました。

「なんか高い音や低い音が鳴りにくい」、「なんか吹きづらい」、「なんか音が合わない」

そうなった時、私も自分の楽器をかなりの頻度で疑いました。「なんかこの楽器おかしくない?」と他の人に聞いて吹いてもらったり、楽器のセッティングをコロコロ変えたり、普段やりもしないオイル塗ったり掃除したり。。

もちろん原因が故障とか楽器の不具合なら良かったのですが、まずは練習方法を変えたり、基礎をやり直したり、身体の調子を整えることから始めるべきでした、、、。

楽器の不調より、自分自身の不調の原因をまず考えるべし。

負の無限ループ

こういうことが繰り返し起こっていくと、自分の演奏や楽器の信頼度が下がっていきました。そして、どんどん他人の意見や批判を気にするようになってしまい、自分のやりたい音楽や目指したい音とかがわからなくなってきました。

特にこういう音やこういう音楽が好きだ!ってはっきりしている人から言われれば言われるほど、迷いが生じてきます。。

そして影響されてまた楽器を買おうか考える。もう負の無限ループです。

しかし、もちろんアンサンブルやオケとかで人と演奏する時に、自分のやりたい事ばっかり主張したり考えてても、良い事は何一つないですよね。

ただ、人間同士のコミュニケーションと同じように、他人の批判を恐れてアイデアを何も提示しなかったり、Yesマンで居続ける事って楽だけどストレスになりますし、自分の価値を見出せなくなってきます

演奏する時は常にポジティブでいたいし、楽器の事とか余計なことに気を使わずに、もっと音楽に集中したいものです。私も気をつけなければ。。。

自分の出したい音や納得のいく音は変えられない。それは自分の価値観であり、他人に押し付けるものでもないし、押し付けられるものでもない。人間のコミュニケーションと同じ。

次回は解決編ということで「どうやってこの楽器選択の迷走から抜け出したのか」について、お話しようと思います。

それでは!

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